まみずハルカブログ

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文春新書30冊読んだから簡単に感想書く

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 こんにちは、まみずハルカです。私は新書を読むのが好きです。その魅力は以前記事にも書きましたが、「その道の権威の人が事実と熱意を持って描いている場合が多い」からです。

 

今回は「文春新書」に絞って、簡単に書評していきたいと思います。始めに言っておきますが、偏見まみれです。今の私が良いと思ったものを評価するので、人によっては反論があるとは思いますが悪しからず。そこらの小娘が吹聴しているとでも思ってください。

また、この30冊はタイトルを見て、面白そうと思って読んだものなのでタイトルだけの偏差値は70です。では、読んだ順に紹介していきます。

(100点のものは、ぜひ読んで見てください^^)

 

 

新書30冊

マインドコントロール<100点>

日常のすべての行動がマインドコントールといっても過言ではないことがわかった。「マインドコントロール=悪いイメージ」だったが、うまく利用すれば生活が豊かになったり、なりたい自分になる近道かもしれないなと思った。

 

闇ウェブ<100点>

自分の知らないウェブ空間があることを知れた。本当に面白い。サイバー空間の脅威に気付かされた良い機会になった。ネットセキュリティのリテラシーが少し身についた気がする。

 

サイコパス<90点>

サイコパスの人の見分け方がわかった。自分の周りに必ずいるはずだが、「反社会的」に見える人はいないのでわかりにくいなと思った。これからは、注意深く見ていこうと思う。自分は緊張するタイプなので、サイコパスではないなと感じた。(よかったw)

 

日本人はなぜ株で損をするのか<3点>

つまらない授業を聞いている感覚になって途中で読むのをやめた。

 

中国人民解放軍の内幕<40点>

中国の軍事が少しわかった。

 

インターネット・ゲーム依存症ネトゲからスマホまで<100点>

医学的にネトゲ依存がわかって面白かった。刺激に慣れると、幸福感が下がる。少しの幸せを感じる感覚が鈍るから、ハマるのはよくないよな。

 

サイバー・テロ日米vs.中国<90点>

戦争は、ネットの世界での攻防に変わってきていることがわかった。結局、ネット経由で攻撃などの指令を出すから、その操作一つで現実へ大きく変化を及ぼしてしまう。恐ろしい。アナログが一番強いのでは笑

 

サバイバル宗教論<1点>

専門知識が必要で、私には理解できなかった。

 

帰宅恐怖症<1点>

私自身、結婚してないから共感できなかった。全体的にネガティブなワードが多く読んで疲れた。

 

告発児童相談所が子供を殺す<30点>

暗い気持ちになった。正論を書いているのだが、読むのが疲れた。児童相談所のあり方の改善は遅そうだからここでは働きたくないと思った。

 

スマホ廃人<50点>

とても興味深かったが、私自身はそこまで依存してないから役に立たないな….

 

退屈力<90点>

音読が脳の活性化に役立つことが分かった。実際、音読が今の私の習慣になった!そろそろ、文章の「型」が身につきてきたかな。

 

「意識高い系」の研究<100点>

「意識高い系」批判面白い。人間やっぱり、見栄張るのではなく本質を磨かないとだめだなと思った。

 

フェイクウェブ<90点>

ネット詐欺の具体例が面白い。フェイクの情報の方が拡散されやすいのは知らなかった。しかし、「フェイク」という言葉に違和感を覚えた。騙される側から見ればフェイクだが、騙す側またはその仕組みを知った者から見るとフェイクではないから。

 

さらば!サラリーマン<30点>

親や趣味などからヒントを得て起業する人が多いなと思った。私がやるとなると農業などはおそらくないので参考にはならなかった。事例が多くても自分に重なるものはないな。

 

人たらし<85点>

魅力的な人ったらしになりたい。特徴をつかんで真似てみようと思った。

途中から筆者の私的な話になってついていけなかった。

 

ヘイトスピーチ<60点>

私の周りにはヘイトスピーチはないから、知らない話が多かった。本文の中で、罵倒の文言が多用されすぎていて読むのが疲れる。

 

大人のジョーク<1点>

新書は本のサイズを指すことを改めて思った。くだらない下ネタポエム。ジョークはうまくもなんともない。

 

私が見た21の死刑判決<100点>

衝撃的だった。死が裁判によって確定する瞬間は、そこにいる全ての人がその意義を深く考えるのだろうなと思った。裁判傍聴に行こうと思った。

 

歌舞伎町・ヤバさの真相<3点>

思っていたのと違って、歌舞伎町の歴史的変遷が淡々と書かれていた。

 

「いい人に見られたい」症候群 代償的自己を生きる<100点>

人は誰しも二面性を持っているが、本当の自分と思っている方は実在がないことが理解できた。よく、自己開示が親密性を高めるとあるがそれは代償的自己を内面の自分に近づけることによるのだなと腑に落ちた。見られている自分こそ本当の自分であることを肝に命じて、心が一致した行動をいようと改心した。とても良い本。また、人を敬遠するのは目の前の人との関係を深めるのを逃げる行為であることがわかり、改心した。この本は、家に一冊置いて置いても良いなと思った。

 

天才と発達障害<100点>

自分が天才かもと思う時期があったが、私はADHDやASDの特徴が見られないのでやはり違うなと思った笑。しかし、天才は精神病質?が見られるらしくそこだけは共通しているかもしれない。日本の学校教育や会社のあり方が天才にとって生きにくいというのは多いに納得できる。バランスや中庸を重んじるような非多様性な日本に嫌気がさす。

 

会社員が消える 働き方の未来図<20点>

私が持っているITの知識で近未来で起こりうるだろうと想定できる見解がほとんどだった

 

売る力<90点>

セブンの経営本のようだった。お客様がこんなにも徹底されているのを知らなかったので、今度からコンビニで迷ったら、セブンを選ぼうと思った。一つ思ったことは、終始著者の成功例が書かれていて突拍子も無いアイデアはトップが言い出したすぐ始められるが、他の人が言ってもトップがノーと言ったら終わりなのではないかと思った。だから、この本は力を持った人あるいは、自分で起業したい人向けだなと思う。トップがいくら「弊社は新提案し続けてる」と言っても社長の思いつきを優秀な人材の技量で成立させているに過ぎないのではないかと思った。まあ、一つの母体に一人でも天才がいたらあとは、従順な努力家の凡人が会社を大きくしてくれるから釣り合いは取れているのだが。

 

坐る力<100点>

読みながら、どんどん読む姿勢が良くなるのがわかった笑 集中力の根源が坐る力にあることわかったから、椅子選びには慎重になろうと思った。引越しを機に自分にあったロッキングチェアを探そうかなと思う。

 

選ぶ力<5点>

著者が描きたいままに思ったままに書いている印象。「いろんな選ぶがあるねー」ということをひたすら書いているスタイル。

 

生きる悪知恵:正しくないけど役に立つ60のヒント<5点>

実行するのが難しいことばかり。ここに書かれていることを身につけて生きたいとは思えなかった。

 

平成人<25点>

10年前の平成について、筆者から見た平成が断片的に書かれているという印象。小見出しごとに繋がりがあまりないので読みにくかった。筆者と同じ時代に生きた人なら共感できるかも。

 

家族力×相談力<45点>

家族崩壊のプロセスや事例が淡々と書かれていた。実際どうすれば良いのか具体的な解決策があまり書かれていなかった。

 

さよなら、ストレス 誰にでもできる最新「ご機嫌メソッド」<55点>

ストレス対処法までの道のりが長かった。「ご機嫌メソッド」は、最後の3分の1程度。基本的に「意識すること」がストレス対処のメインなので、長期戦で体得しなければいけないことだなと思った。理屈としては当たり前のことが多く書かれていたが、それを実践し習慣化するのは一個人では難しいよな。

 

 

以上、1年以内に読んだ文春新書30冊でした。

適当に選んだ本でも、実際読んでみると想像と違っていたり、新たな興味が湧いてきたりと、面白いですよね。

今回は、「オススメの本」という括りではなく文春新書で括ってみました。

 

新書の魅力について

 

最後に新書の魅力について書きます。私は、大学の図書館に頻繁に出入りしています。

 サーっと本棚を見て読みたいと思った時だけ本を借りるようにしています。

 

本の種類はたくさんありますね。

ミステリー、SF、推理など人によって好みが分かれるはずです。

 

私は小説を読むことが少ないです。なぜなら、新書の方が面白さを感じるからです!

(個人の感想です)

 

 小説は、事実がほとんど書いてないので一つの娯楽としては良いのですが

体系的な学び材料(知的好奇心を満足させるもの)としては向かない気がします。

(文学的思考や芸術的思考や感情的操作には良い...)

 

新書の良さは

情報量が多い(事実が多い)

論理的

・その分野の権威が書いている

の3点です。

  

新書は、事実に基づいて説明されていることが多いです。

つまり、新書は論理的に書かれていないと収まりが悪くなってしまいます。

そして、新書の著者はその道の権威であることが多いです。

(精神医学なら岡田尊司、建築なら隈研吾でした。)

その道に最も精通している人が書くものは、自ずと信用度は高いと判断できます。

また、わかりやすく説明されているように感じます。

 

たまに一般書の中に、事実本のようなふりをして著者の妄想的見解が書かれていることがあります。私はこのような本が大嫌いです。

 著者の謎の先入観を押し付けたまま論述を勧められた本は信用できないからです。

しかし、このような本は意外にも多い!

 読み進めて、「歪んだ見解だな」と思ったら私はすぐにパタンと本を閉じます笑

 

そして、行き着いた先は新書です。

(行き着くほど本を読んでないけど...)

 

一見、漢字が多く取っ付きにくい風貌をしていますが、読み出すとなかなか面白いですよ。

 

どこかのテレビ番組で、新書は新しい本という意味ではなく本のサイズの一つである聞きました。しかし、新書に書かれているものは情報が新しくそして、論文のようだなと私は思います。私は本を新書というカテゴリーで分けても良いと思っています。

きっとあなたも新書を読み出したらハマるはずです。

 

では、また〜