まみずハルカブログ

私の日常もあなたの非日常。とにかく雑多に書いてます。

7万弱の美容投資ピコフラクショナルレーザー記録

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経緯

大学生の時、美容整形外科へ出向きニキビのレーザー治療について話を聞きに行ったことがあった。そこで説明を受けた話は衝撃的だった。顔に針で無数の穴を開け、豚の成長因子を注入するという内容。説明してくれているスタッフさんの顔は完全なる整形顔だった。恐ろしくなったのと、高額な施術料で退散したのだった。

 

社会人になり改めて肌が綺麗になりたいと思い、肌の施術についてたくさん調べた。

そして、「ピコフラクショナルレーザー」に行き着いたのだ。肌に負荷をかけ過ぎず、ダウンタイムがなく、安全性が高いのが特徴だ。自分で稼いだお金を使う自由を手に入れた私は、思い切って施術を決めた。

 

選んだのは一番シンプルな施術だ。プロセスとしては、「ピコフラクショナルレーザー照射→ジェル塗布」。クリニックによっては、豚の成長ホルモンを投与し、肌の生成を促すオプションをつけることができる。これにより肌の再生を促進させることができるのだ。

しかし、20代前半の肌の再生機能を信じ、シンプルなものを選択した。全5回コースで1ヶ月に1回のペースで受ける。7万弱の美容投資だ。高額だが、自分のコンプレックス払拭のためには仕方がない。見た目はもちろんのこと、心の健康にもコミットする投資である。

来店時にカウンセリングを受け、その日に1回目の照射。今では痛かったということしか思い出せない。

 

 

2回目照射

1回目を終えているため、慣れたもの。特に肩に力を入れることなくクリニックへ。

この日は、化粧をせず素肌で向かった。(マスクありがたやぁ)

いざ、施術。痛い。(タトゥを入れたことはないが、多分同じような痛みに違いない!)歯を食いしばって耐える。あれ、1ヶ月前こんなに痛かったっけ。(帰宅後号泣した。)

痛みは時間の経過で薄れるという事実を体感した。(出産の痛みも忘れるっていうしね。)

 

スタッフさんは「痛いですよね」と優しく声をかけてくれた。1回目は顎からの照射だったが、今回はおでこから横に照射。そして、縦方向にも軽く照射していった。一回目より丁寧だと感じた。5分間の照射だったが、終わった後は放心状態に近かった。本当は、施術後、買い物をする計画を立てていたのだが、その元気は残っておらずまっすぐお家へ帰った。赤身はニキビ跡の部分と眉間が目立つくらい。顔全体が赤くなることは1回目同様なかった。

 

翌日は、やはり痒みが気になった。しかし、1回目よりはおちついていた。部分的に痒くなる程度だからだ。1回目は全顔が無性に痒くかなり身体的ストレスだった記憶がある。そして、翌日は会社が休みだったので一切化粧をせず、日焼け止めだけ塗ってすごした。

一週間後は痒みがおさまり、二週間後にはざらつきがなくなる。見た目の変化は、頬あたりの毛穴が小さくなった。ニキビ跡も薄くなった気もするが、2回目では消えないようだ。

 

また、ピコフラクショナルレーザーは肌質改善の効果もあるそうだ。しかし、私の場合は相変わず生理前にはシコリニキビができてしまう。基本的に毛穴やニキビ跡に効くレーザーなので、ニキビ本体には効果はない。しかし、毛穴トラブルはニキビを誘発するので間接的にニキビに効く。残りの3回の照射で期待したい。

 

3回目照射

2回目の激痛のイメージがあったが、3回目は2回目よりはマシな痛みだった。おそらく、気温が下がった時期に受けたのが影響していると思う。表皮が冷えていて、感覚を鈍らせていたのだと思う。(ピアスを開けるときに、氷で冷やすのと同じ原理。)もちろん、鼻下や目の下あたりの皮膚の薄い部分は痛さで体が強張った。3回目で思ったのはピコフラクショナルレーザーは冬にやるべきだということ。血流がいいときは痛みや痒みも倍増するし、炎症が出やすい。

 

施術後当日は、若干の痒みがある程度だった。赤味はそこまで現れなかった。(これは、私の体質だと思う。)2日目は、2回目よりも痒みは少なかったが、細かい白ニキビが頬や口周りにできた。そして、顔全体にざらつきがある。私は2連休のあるときにしか施術を受けない。1日目に受けて次の日はメイクをせずに過ごしたいからだ。

 

1週間後には、肌の状態は落ち着いてきた。しかし、私の体質上生理前は肌荒れとニキビがひどくなる。だから、ピコフラクショナルの施術をしてから一ヶ月のうちで肌の状態がいい時は生理後の1週間しかない。それ以外は肌ストレスに悩まされる。これもあと2回で、終わりが来る。それを希望に、無駄に落ち込まないようにマインドセットをする。

 

 

心理的変化について

肌質が少し改善してきて家にいる間で、肌のことを考える時間が減ったと感じる。

しかし、それに伴って顔のパーツに目が向くようになった。顔の形や横顔のフォルムなどが気になるようになったのだ。整形にはまる人の気持ちが少し分かる気がした。私は、肌以外の施術は受けないと決めているので整形をする気はない。ただ、一つの外見的コンプレックスが解消に向かうと他のものが見えてくるということを知った。詰まる所、全て自分の「思い込み」なんだと思う。「外見を気にする」という体質は、外科的になにかをしても変わらないということ。この心理体質を変えるは難しく、特定のコンプレックスを除去すれば全て解決すると思い込んでしまう。では、どうすればいいのか。これを知るためには心理学を勉強する必要がある。という結論に至った。そのため、私は「こころ検定2級」の勉強を独学で始めた。精神の勉強をして、自分と自分の周りの人の心を健康にしたいと思ったのだ。心が正常な状態ではないのには原因があって、心のメカニズムを知ることで原因になにかしらのアプローチができないか模索したい。(こころ検定2級については別の記事で書く。)

 

 

4回目照射

4回目の照射は、今まで一番痛みを感じにくかった。といっても痛い。そして、照射後の肌荒れや痒みも以前と比べると小さかった。慣れたのか、寒さで感覚が麻痺していたのか理由はわからない。見た目的な変化は、正直感じられないが肌質は改善されたかなと思う。ニキビ(特にシコリニキビ)自体ができにくくなったかなと思う。毛穴やニキビ跡は効果が実感はできていない。しかし、自分の顔は毎日見るものなので変化を感じにくいという可能性が多大にある。客観的に見れば多少変化があるのではないか。次回が最後になり、やっと痛みから解放されると安堵する一方、施術を決めた当初に思い描いた肌にはなれていないことに対して残念な気持ちがしている。

 

 

5回目照射

前回の照射から3ヶ月も開けてしまったが、タイミングが来たので行って来た。経過としては、赤みが薄くなり毛穴もおそらく薄くなった。が、当初想定していた肌質にはなれていない。それでも、多少なりとも改善が見られたのでよしとする。

5回目の照射は相変わらずの痛さだったが、少し慣れたこともあり涙を照射中に泣きそうになることもなかった。最後ということもあり、しっかり目に当ててもらえた。特に次の施術を勧誘されることもなく終了した。当初は施術後は戦意喪失で家に帰っていたのだが、この日は買い物へ行く余裕があった。身体的痛みは心に悪影響を及ぼすが、心の状態がわりかし良い時だと痛みも和らぐのかもしれない。

 

まとめ

5回の照射を終え、ピコフラクショナルレーザーのコースが終了した。コロナの影響でマスクをするのが日常であったから、連休でなくとも照射ができるというのはメリットだったと思う。効果は、自分が実感するよりかはあったと思う。自分の顔は毎日見ているため、効果がわかりにくい。しかし、以前撮った写真などと今の自分の肌を見比べると変化がわかる。まだまだ理想には及ばないが、一旦美容皮膚科への通院をストップし様子を見ようと思う。