こんにちは、まみずハルカです。今回は、私が行った就職活動について書きたいと思います。おそらく、就活についての記事はこれで最後になると思います。
参考にはならないと思いますので、気楽に読んでください。
はじめに
まず初めに言っておきたいのは、私は就職するか院進学するかを大学4年生の春まで決めていませんでした。正確に言うと、就職しようと決めた後に院進学しようと決意し、またその後に就職しようと決めるというループをしていました。しかし、院進学するにせよ就職するにせよ大学三年生でインターンや説明会などには行こうと決めていたので様々な企業を検討しました。
就活イベント
私は、業界を一切絞らずリクナビで気になった企業に手当たり次第にインターンを申し込みました。業界は絞っていませんでしたが、採用実績校で無名な大学しか書いていない企業のインターンには申し込みませんでした。企業のHPや就活サイトなどで企業情報は調べることができますが、具体的な事は載っていない場合が多いのでイベントに足を運ぶのがいいと思います。私は長期インターンには参加せず、1〜2日で行われるものに行きました。私の拠点は福岡だったので主に福岡開催のものに参加していましたが、ものによっては大阪や東京のイベントにも参加しに行きました。
就活イベントの構成は主に、企業説明・グループワーク・座談会の3つです。
企業説明では、企業理念や業務内容について知ることができます。メモをとり、自分がしたいのかの判断材料にします。
グループワークは、(新卒人事が作成した?)課題解決ワークや仕事の模擬実践を行います。グループワークそのものの生産性はほとんどないですが、志望度の高い企業のものであれば良いアピール機会になると思います。(グループワークでやったことの延長線上に実際の仕事があるとは思えませんでした。)
そして、イベントの最後に座談会があるケースが多いです。そこでは、実際に働いている社員さんに質問することができます。どんな社員さんが来るのか様々なパターンがありますが、人事部ではない若めの社員さんが一番リアルなことを言うと思います。
また、自分に合う合わないの判断は社員さんの雰囲気が重要な項目になると思います。当初魅力的だと思っていた企業でも「この人の部下になりたくない」と思った瞬間、その企業は選択肢から外れます。(私も何度かありました)
だから、まずは社員さんを注意深く見るのが良いと思いました。
ここまで、リクナビでの就活を書きました。
他に、私が利用したものとして「ジョーカツ」というものがあります。地方に住む大学生向けに状況を応援するようなサービスです。ジョーカツでは、ベンチャーからミドルベンチャーレベルの企業の紹介をしてくれます。そこで、選考に進む人もいます。参加者は、意識の高い学生が多かったです。そのため、ベンチャー企業か大手企業への就職か迷っている人にとっては若干ついていけないかもしれません。ベンチャー企業の良さを終始、熱弁されるので「ベンチャーでばりばり働くぞ!」という思いを持っている方にとっては非常に良いサービスだと思います。
選考
次に、選考について書きます。
私は、本当に就職したい企業しか受けませんでした。たくさん受けて、本命の企業の練習とするという方法をしている方が多いと思います。しかし、選考では「他にどのような企業をどれくらい受けたのか」を確実に聞かれます。そこで、面接官は志望度の高さを判別します。内定辞退を避けるため、志望度の高さは選考の中でとても重要視しています。だから、「御社に絞ってます!」という意志を述べるのが得策だと思います。ただし、嘘は見抜かれるのでやめましょう。
また面接に関して、何が聞かれるのかを予測して練習しました。会員登録を必須としない就活サイトを見漁り、その企業で過去に聞かれたことのある質問をリスト化しました。そして、それに対する答えを用意していれば問題ないと思います。また、ガクチカなどで突っ込まれそうな所を考えておくのも良いと思います。あとは、その場で頑張りましょう。
内定式
無事内定をいただき、内定承諾書なるものを書きました。
その後、内定者向けのイベントが月1程度で行われていました。
だから、(私の住んでいる)地域の内定者たちとは既に何度か会っている状態でした。そこで会話をすることによって「会社の雰囲気」がわかっていた気がしていました。
しかし東京の内定式に参加して、そのあとの懇親会で他の地域の内定者と話すと
「やっぱり地域性があるなー」と思いました。
九州の内定者たちは基本、優しく素直な感じの人が多いなという印象。安心しつつも、少しつまらなさを感じていたのが正直な思いでした。内定者を選ぶ面接官もだいたい同じなので、内定者の特徴が偏るのも無理はないと思います。
しかし、会社は営利組織であって仲良しごっこをしているだけでは利益はでません。私の中で「安定感のある状態」というのは憧れもありつつ、怖いのです。自分の成長が止まったり減速するのを恐れているからです。九州地区の内定者は「自分にとって」居心地の良い人が多いと思いました。居心地の良さに甘んじて、甘汁を吸って生きる方法がきっと「上手い」生き方なのだと思います。しかし、謎の向上心を持ってしまっている私は生き方が不器用と言えますね(大苦笑)
また、自分も同地区内定者勢と同じような性格気質だと面接官に認識されたんだなと思いました。それは、悪い意味ではありませんが自分が思っている自分と他人から見られた自分は結構違うものだなと気づきました。(あくまでもそのギャップに悲しくなっただけで、認識されたキャラに不満はありません。)
一方、他の地域の内定者のキャラクターは様々でした。(関西勢の体育会系なことよ)
その会社は転勤のある会社なので、時を経てその様々なキャラの人間が混ざり合っていくと考えることができます。だから、地域ごとに面接をするという手法はなかなか有効だなと思いました。嫌でも、面接官によって採用する学生の特徴は偏ると思うので、その偏りを利用して採用活動をするのはいいですね。(結果論かもしれませんが。)
内定式までは、理由のない憂鬱を感じていました。いわゆる、内定ブルーというやつかもしれません。このままゆるっと就職して、普通に頑張って仕事をして、ゆるっと退職して、ゆるっと死ぬのかなーっと漠然とした不安に駆られたのです。おそらく、どこの会社に行ってもこの不安は感じていただろうと思います。それは、「未来が見えないことの不安」ではなく「未来が見えることから来る不安」だと思います。誰でも、「予想できる未来」につまらなさを感じてしまうと思います。逆に言うと、誰でも未知なもののに対してある種の「ワクワク感」を持つと思います。内定式を経て、多様な人間と関わることでこの「ワクワク感」が刺激されたと思います。
多様性こそが、私の成長や創造性の根源だなと改めて感じました。
以上、私の就活について書きました。最後に「就活あるある」を30個書いて終了したいと思います。
〜インターン編〜
1、服装自由と書いてあるのに、スーツ率高め〜
→企業によっては、全員スーツである場合も...
2、本来の自分の5倍明るくなる〜
→はちきれんばかりの笑顔を人事にお見舞い...
3、自分の大学と同じ人がいたら、少し嬉しい〜
→どこの学部?どこのサークル?って聞くよね...
4、グループワーク中、ふと「なにやってんだろう」と我に帰る〜
→重要なのはワークの内容ではない。人事へのアピール合戦なのだ。
5、たまにいる、意識高すぎくん〜
→留学して起業して部活の主将?ひえ〜
6、静まり返った部屋で生産性のないプレゼンテーション〜
→誰得な時間〜
7、興味ないが、とりあえず質問する社員座談会〜
→ググった方が速いが、あえてググらない...
8、人事の会社説明がこなれてる〜
→プレゼンがかっこいい///
9、配られたお弁当が美味しく感じない〜
→緊張して胃が萎縮...
10、アンケートはびっしり、丁寧な字〜
→思いの丈をぶちまけろ!
〜面接編〜
11、予想外の深堀〜
→心の声「そこ聞く〜(汗)」
12、面接中、人事が話している時に頭がぼーっとする〜
→思考一時停止
13、落ちた企業は名前を聞いただけで、嫌悪感〜
→その商品は買わない?
14、合格通知を受けた日はニヤニヤが止まらない〜
→道を歩くだけで楽しい
15、「受かる気がしない」と言っている人ほど内定が早い〜
→しれ〜っと内定確保
16、面接後、ケーキ買いたいけどスーツファッションで買うのは恥ずかしい〜
→気にしすぎ芸人
17、面接前に何度もトイレに行き、前髪チェック〜
→良い暇つぶし
18、面接の日に限って、交通機関が遅れる
→ギリ間に合う
19、就活体験記を鬼のように読む〜
→その後、就活サイトから大量のメールが...
20、家の中で、面接練習〜
→一人で壁と会話
21、面接官の真顔が恐怖〜
→笑顔を確認して安心
22、グループ面談時、他の人よりも身振り大きく〜
→めざせ、鈴木奈々
23、内定とったら、真っ先に親に伝える〜
→親孝行しましょう
24、街で就活生見かけたら「お前もか...」と思う〜
→美人が多い気がする
25、当日、スーツ姿のおじさんを見たら「この人面接官かも」って思う〜
→知らないおじさんにも失礼のないように
〜その他〜
26、就活バック、ものが入らなさすぎる〜
→折りたたみ傘いれたら、終了
27、太陽の光で露わになるスーツのホコリが気になる〜
→部屋の中だと気にならない
28、就活終わった途端、髪染め出す〜
→内定出たの丸わかり
29、採用倍率調べると萎える〜
→調べないに限る
30、なんだかんだ学歴社会〜
→大手企業の採用大学偏りがち
では、また〜