こんにちは、まみずハルカです。今回は就活のインターンについて感じたことを書いていきます。
企業理念を見てハッとしたこと
私は就職する業界を全く絞っていなかったので、多種のインターンに行きました。
その中で、企業理念の大切さに途中で気づきました。
まず、ほとんどの企業は企業理念をまだ達成していないと私は思います。
人事の様子を見ても「この人、企業理念に従ってないじゃん!」と思ってしまうこともちらほらあるからです。
一般的に、企業理念というのはその会社の漠然とした目標であることが多いと感じます。だから、常に全ての社員の心に留まっているわけではなさそうです。
(留まっている人もいるとは思いますが...)
では、企業理念を見て就活生は何を考えれば良いのでしょうか。
一つの指標として、
「今の自分には達成できていないけれど、生きていくために大切だ!と自分が感じる企業理念」
を持つ会社を選ぶのも手かなと思います。
(企業理念だけで決める人はいないと思いますが、要素の1つとするのもありかな...)
なぜなら、ある企業理念を見てハッと思ったからです。
あまり企業理念を見て響かない私ですが、一つの会社の理念は心に響いたので紹介します。
・達成へのこだわり
・貢献心
・根拠ある自信
この企業の理念の中には他の項目もあったのですが3つ抜粋しました。
一見、見覚えのある陳腐な単語と思いますよね。
しかし、よく考えたら自分が持ってない3つの要素ではないか!と気づきました。
また、社会で生きていくために必要だと心から感じるものでした。
・達成へのこだわり →過程の楽しさを優先していた。
・貢献心 →自分が一番大事。私利私欲のもとで動いてしまう。
・根拠ある自信 →ネガティブな時であっても、無理やり根拠のない自信を引っ張り出してそれを武器に今まで生きてきた...笑
(3つとも今の私はできてないですね〜)
しかし、この3つの要素は「自分の信用」に大きく働くはずなのです。
会社以外でも、人間関係においてとても重要になると思います。
(「達成へのこだわり」は微妙だが、「約束を守ること」に繋がる気がする...)
働いている方は自分の会社の企業理念、就活生は気になる会社の企業理念を改めて見返してみてはいかがでしょう。
就活生の雰囲気
沢山インターンに参加すると「この企業になら入っていいなー」「この企業には入りたくない!」などと企業の優劣が見えてくると思います。
そして、その判断基準は様々だと思います。
「社員さんが感じよかった」「自分のやりたいことにマッチしている」
という判断が多いのではないでしょうか。
私は、もう一つ重要な判断基準として「どんな就活生が来ているのか」を考えてしまいます。
とあるインターンを例として書きたいと思います。
その会社は人材系の大手企業でした。福利厚生はもちろん立派ですし、社員さんも堂々としている方が多く好感度が高かったように思えます。
1回目のインターンを終え、次のステップに進みました。そして、新たなインターンをしに大阪まで行きました。大阪の会場に来ている就活生はとてもやる気に満ちていました。
それに伴い、「社員に自分をアピールしたい!」と舞い上がってしまったんでしょう。何回も同じようなことを言ったり、人の意見をまとめたがったり、時間配分やってますよアピールをしていたり....とにかくカオスな状態でした笑
ふと、我に返った時「このような性格の人と一緒に働くのは嫌だな」と思ってしまったのです。
初めは魅力的に見えた企業だったのですが、一気に熱が冷めてしまいました。
(新卒情報のメールが未だに来てるな...)
インターンは他の就活生とグループワークをすることが多いです。
グループワークで接するのは企業の社員ではなく、自分と同い年の就活生なのです。
つまり、その会社の印象は多かれ少なかれ来ている就活生から影響を受けると思います。
会社によって来ている就活生の雰囲気が全く違いますよね。
(男女比もわかると思います)
しっかり者でA型きれいめ女子が多いインターン
やる気の満ち溢れた男子が多い体育会系インターン
全員覇気がなく、静まり返った葬式系インターン
「私服可」と書かれているからしっかり私服で来ている系インターン
いろんなインターンに行って来たなと改めて思います笑
(行けば行くほど、他社比較できるのでインターンはたくさん行くのをお勧めします)
「どんな人たちと働きたいか」の判断基準を「人事の雰囲気」だけを見て判断するより、「就活生の雰囲気」見るのもまた大事だと考えました。
SPI総合検査
3月1日からエントリーシートの提出が解禁になりましたね。
そして、企業の多くは就活生にSPIという言語や非言語の能力を図るためのweb試験を課しています。私も就活に便乗して3つのSPIを受けてみました!
どれも1時間くらいかかり、基礎学力と性格検査の2部に分かれていました。
基礎学力検査の方は
どれも同じような問題が出ると思っていましたが、割とバラバラでした。
・中学受験で出てくるような図形の問題
・Youtubeの動画で見たような法則を見つける問題
(高いIQの人は解ける!って書いてある動画あるよね...)
・単語のつくりを答える問題
中には、画面上に特殊文字が羅列されていて特定のマークの数答える問題がありました
「*****-=**~**#*&**%*・・・・・・この中で*はいくつあるでしょう」というものです。
クイズ感覚でできるのでSPIの問題は楽しいですね。
性格検査は、3つともほぼ同じでした。
自分の性格を打ち込んでいくのですが、やはり正直に答えるのがベストですね。
例えば、真面目にコツコツ系とスピード重視系のどちらかを答える問いがあります。
この二つはどちらも良い面と悪い面を持っているため、どちらが受かりやすいかというのはないと思います。
もちろん、会社の企業理念に沿ったを人を取りたいと思うかもしれませんが
ある程度大きい会社だと、いろんな人を入れようと考えるので気にしなくて良いと思います。(小さい会社の場合は、要確認!!)
就活はマッチングのようなものなので、会社は就活生を選ぶ立場である一方
就活生も会社を選ぶ立場なのです。
つまり、向こうが「君はいらない!」と思っているのであれば
マッチング不成立であり、「自分と合わない企業に合格しなくてよかった!」とおもうべきなのです。どちらか一方が合わないと思ったら妥協せずに断るのが、Win-winの関係と言えますね。
話を戻します。
SPI受験において、就活生が一番やってはいけないことは嘘で塗り固めることですね。
SPI検査の性格分野は似たような問いが出てきます。その場限りの嘘であれば、そこで矛盾が生じてしまうリスクが大きいです。最初から「こういうキャラで押し通すぞ!」と腹をくくっている人は良いと思いますが、SPI問題中にキャラが交錯するのは良くないと思います。
SPIではないですが、性格診断をバイトの面接でやらされたことがあります。
私は受かったのですが、落ちた人がいました。後から、店長に話を聞くと「回答に矛盾があったから」と言っていました。落ちた人はしっかり読まずに、ランダムで印をつけていたのかもしれませんが問いによって明らかに正反対のところにチェックを付けるのは、落ちやすいと思います。
社員座談会
インターン後に社員座談会がある場合が多く 社員になんでも質問できる機会があるのです。
私はこうゆう時に限り積極的に質問できる人間なので
「どうして〇〇さんは〇〇会社に入ろうと決めたのですか?」と至る所で聞きました。
一生懸命、人事の方は答えてくれるのですが「あまり、答えになってないなあ」と毎回思ってしまいます。(私が面接官だったらツッコミまくるなあ...という回答が多い)
例えば、「もともと人を喜ばす職業に就きたくて、インテリアでの癒しを提供したいと思ったからです!!」
(人を喜ばす職業は、ほとんどすべての職業当てはまる。その中でなぜその職業を選んだの?!)
「僕もインターンいくつも行ったんだけどね、人事の人の雰囲気が自分に合っていたから決めたんだ!!」
(結局、人事の人と一緒に働く人って少ないし、職場の雰囲気わからないよな。なんで?!)
「新しい価値観を生み出したくて、ベンチャー企業がいいと思ったんだ!!」
(いやいや、じゃあどうしてこの会社を選んだの?ベンチャー企業なんて腐る程あるぞ。なんで?!)
という具合です。
座談会といっても、あまり社員の回答に突っ込みまくると印象が悪くなりそうなので「なんでも質問できる会」ではないことは確かです。
あと、よくHPに乗っているようなこと聞く人いますがあまり意味ないと思います。
(福利厚生、事業内容など)
聞くとしたら、その社員さんが実際に感じたこと(生の意見)を聞くのがタメになると思います。
(と言いつつタメにならなかった話は前述通り...)
まあ、就活生は「自分のアピールの場」として利用するのが良いと思います。
(本当に知りたいのであれば、口コミサイトとHPを暗記して込み入った質問をするはず)
(今しかできない就活は趣味のようなもの。真剣味なしに、斜に構えて参加するのも悪くない。)
先輩社員の学歴
一般的な大学生がエントリーするインターンの基準は明確です。
大抵、初任給や社員の出身校(主な採用校)や採用学部を見ます。
そして、自分が入って妥当だなという企業にエントリーします。
私も例外ではありません。採用大学欄に名前も知らないような大学が羅列されていると
いくらHPに魅力的なことが書いてあったとしても受けることはないでしょう。
しかし、大手企業など有名大学出身者を大量採用している所でも
無名の大学が載っているケースが少なからずあります。
そこを見ると、「学歴の差えぐいな」と思ってしまいます。
(東大とFラン大学の組み合わせも結構あります!)
もちろん企業は、「学歴ではなく人間性」で就活生を選ぶべきだと思います。
しかし、就活生の中には「良い企業に就職するために良い大学に入学する人」が
多いと思います。つまり、良い企業に就職するために高校時代の遊びを犠牲にしたということです。
しかし、それもむなしくF欄大学生の一部の人と同じスタートラインに立つことになるのです。プライドが高い人はさぞ悔しく感じるでしょう。
高校の頃、「必死に勉強して他のことを後回しにした人」と
「勉強しないで友達をたくさん作ってコミ力をあげた人」が
最終的に同じ企業に就職するのは感慨深いですね。
よくインターンに行くと
学歴の低い人が「就職は学歴!」と言い
学歴の高い人が「就職は学歴じゃない!」と揃いも揃って言っているのを耳にします。
しかし、心底はそれぞれが真逆のことを思っているのでしょう。
(みんなそういう顔してます笑)
学歴の低い人は、内定を貰えなかった時の保証として「学歴のせい」にします。
学歴の高い人は、内定をもらえた時「学歴ではなく自分の能力」で受かったと思いたいのです。
結局、自分の何かしらのプライドを守るために伏線を張っているのかもしれませんね。
一方、企業の人は「学生の人柄で選んで蓋を開けて見たら高学歴だった」
と言っている人が多いです。
私が新卒人事担当だったら、話を聞いて差がないなと感じたら、高学歴の方を選んでしまうと思います。
何にせよ、就活生も企業を選ぶ立場であるため
先輩社員の学歴や人事担当の学歴は気にしてしまいますよね。
電話応対で企業を評価
最近、ぼちぼちバイトを始めようかなと思い短期のバイトを探しています。
タウンワークで応募すると翌日くらいに電話かかって来ますよね。
そこで、ふと思ったのですが「電話応対の人」によって印象が全然違いますよね。
面白いなと感じました。電話を掛けたり掛かってくるのはバイトの面接だけではありません。
そうです。就活の電話です。
就活(インターン)の時に企業からかかってくる電話はバイトの面接の電話と比べて、
「ハキハキ」しています。
こちらがハキハキしなければいけないのですが、
上回れないくらいのハキハキ声が電話越しに鳴り響きます笑
あまりにも爽やかであるため、
「バリバリ仕事をしているキラキライケメンサラリーマン」なんだろうなと声を聞いただけで予想ができます笑
就活の際の企業からの電話は(若い)新卒担当者がしてくる場合がほとんどです。
つまり、「立派に仕事をこなしてみせるぞ」というやる気があるのです。
一方、バイトの面接日を決めるなどの要件の電話の対応者はそうではありません。
声量が小さく聞き取れないことや覇気のない声の方である場合が少なくないです。
そのような人は、電話応対が仕事の大半であるにも関わらずしっかり話ができていないのです。これは、本人が悪いわけでは決してありません。
完全に、「監督不行き届き」の問題です。
このような対応をされた場合、
あまりこの会社と(客としても従業員としても)関わりたくないなと思ってしまいます。
おそらく、電話対応はアルバイトやパートを雇って行う会社にとっては末端の業務です。だから、上層の管理者には見えにくい所だと思います。
しかし、お客さんに一番近いのは電話対応の方々です。かなり、重要な窓口だと言えます。(広告塔とも言えますね)
反対に、細部まで徹底して教育されている会社の評価は上がります。
私は、自分が客としてその企業に関わった時に
気持ちが良いなと感じた企業に就職したいなと思います。
インターンに大量に行くと見えてくる
私は、大学3年夏の前からインターンに行き始めました。
「会社に入ってやるぞ~!」という感じではなく、淡々としています。
つまり、その会社に自分をPRすることが目的ではなく、
自分がその会社について知ることに重きを置いてます。
多くの就活生は、インターンの時期だからインターンに行き
エントリーの時期だからエントリーすると思います。
つまり、時間に追われているのです。
その結果、どこの企業に入社したいかがあやふやなまま、
闇雲にエントリーシートをばらまく人はとても多いのです。
インターンの段階で、その企業を強く志望するのは早計かなと私は考えています。
つまりインターンの際、就活生も企業を評価してよいのです。
インターン選考というものもありますが、内定に目が眩んで自分のしたい仕事がぼやけてしまうのは本末転倒な気がしてなりません。
話を戻しますが、私は企業を分析(評価)するためにインターンに参加しました。
そして、できるだけ多くのインターンへ行きました。
人一倍会社について調べてやろうと意気込んでいました。
(決して、良い企業に入ってやろうという意欲ではなかったな...)
そして、説明会や座談会を含めて20社くらいの企業を見てきました。
人事において、共通してるなと思ったことを書きます。
<人事は嘘をつく>
これは、よく言われていますよね。
結局、人事の社員さんは自社のいい所しか言わないのです。
ブラック企業の場合、「やりがいのある仕事ができる!」と言います。
また、企業理念をアピールする所も多いですが、抽象的でよく分からないことが多いです。
(具体的に、企業理念が仕事する上でどう繋がっているのか示してほしいですね。)
<人事を攻略せよ>
人事に好かれる就活生像は基本的に
プレゼン力があって根が明るくて美男美女だと思います。
たくさんの就活生の中で、良い意味で目立つ人は強いです。
グループディスカッションで評価される人の特徴はどの企業も同じに感じました。
企業理念を考えたであろう社長が欲しい人材を人事部の方が見極めることは難しいのです。
つまり、誰が見ても印象の良い人を選びがちになります。
また、人事は人当たりの良い人が多い印象です。
つまり、人事は自分と同じような人を選ぶ習性があるのかなと思いました。
(心理学で「共通点がある人を好きになる」というのがあったな...)
一見、攻略の難しそうな人事の特性を書きましたが、
実はこのような人事の方が攻略が楽なのです。
グループワークの場合について紹介します。
1、説明の間、笑顔で頷く
2、グループワークの時、話すことがなくてもとりあえず話す
(まとめたり、これからやる事を確認するなど)
3、発表は死守(「発表してもいい?」と早々に言うと良い)
たったこれだけで選ばれます。
(これをすると大抵選ばれましたが、私はこのような選考やインターンをする企業が大っ嫌いです。しかし、このような企業多いの現実です...)
インターンシップ選考で選ばれたい方は実践してみてください。
しかし、何度も言うようですが結局は自分の企業に対する目を肥やすことが大切だと思います。
大手企業VSベンチャー企業
大手企業とベンチャー企業とで「どちらが自分に向いてるんだろう」と
遅かれ早かれ、就活生は考えるはずです。
(「絶対大手!」とか「大手に入れないわ!」と考える人は分かりませんが...)
大抵、「大手=安定」「ベンチャー=リスク」と捉えられていますね。(まぁ合ってますが...)
しかーし、
収入や福利厚生の充実だけで仕事を決めて良いのでしょうか。
ある意味、上の関係は次のように表されます。
大手=年功序列
ベンチャー=実力
安定というのはとても良い言葉ですが、上司や社長に従わなければいけないし
自社の部門とは関係のない新規事業はほとんどしないでしょう。
つまり、大手企業は 今までの成功した事業を展開したり宣伝することに力を注ぎます。
一方、ベンチャー企業は実績がない分アイデア勝負です。
よいアイデアを思いつけば、若手でもその事業のリーダーにもなり得ます。
どうせなら自分のやりたいことをしたい!って思う人が普通だと思いますが
結局、多くの人が(特に高学歴の人は)大手に行きたがりますよね。
「これだけの学歴があるならこれくらいの大企業狙える」
「狙わないともったいない」と考えてしまうのでしょうか。
しかし他の選択肢を考えもせず、消してしまう方がよっぽどもったいないと私は思います。
(全て、調べて考え尽くした上でTOYOTAなら分かりますけどね...)
ベンチャー寄りの意見をたくさん書きましたが、
私は大手もベンチャーも対等に見ているつもりです。
上述した通り、極端にベンチャー企業と大手企業とを分けましたが
実際はどちらの良さも兼ね備えている企業もありますよね。
ミドルベンチャー企業というものもあるらしいです。
仕事を自分の優先順位のどこに置くのかというのも重要かもしれません。
(仕事はそこそこにして、趣味の時間を充実したいという人もかなりの数いますよね)
私は、仕事メインの生活でそれを楽しんでいるというのがベストだなと考えています。
お金のためとか社会的地位のためよりも仕事に楽しさを見出すのが理想ですね。
(知的好奇心を仕事で満足させたい)
では、また〜