まみずハルカブログ

私の日常もあなたの非日常。とにかく雑多に書いてます。

九州大学について思うこと全て書く

f:id:mamizuharuka:20200411095455p:plain毎度、まみずハルカです。

 

今回は私が現在通っている九州大学について書いて行こうと思います。

 

 

 私と九州大学 

 最初に言っておきたいのは

私は、九大のことを全く知らずに受験をし、入学したということです。

 

九州出身ではない私は、受験当日まで九大の校舎を見たことがありませんでした

九大は博多駅前にボンっと建っていると勝手に想像していました。

しかし、調べてみると

博多駅からバスで1時間ということが判明しました笑

(駅からばり遠い!)

 

なかなかの僻地で驚きました。

(他の旧帝大は駅近が多いよね...)

 

もともとキャンパスは箱崎(博多から電車で15分)という場所にあったのですが

畑や森に囲まれた伊都という所に移転しました。

(通称、伊都キャン)

知り合いの留学生はこのキャンパスのことを

campus on the mountain !」(山のキャンパス)

と表現していました笑(まさにその通りですね)

 

また、九州内の田舎県出身の人は福岡のアーバンライフに心躍らせて、入学してくるかもしれません。

しかし、期待はしない方がいいでしょう。

福岡県と言っても、佐賀県寄りの森寄りなので田舎県の雰囲気と大差ないと思います。

アーバンライフを望む方は青山学院に行きましょう。

 

さて、ここからは

最近、新しく生まれ変わった九大のメリット・デメリットを紹介していこうと思います。

(伊都キャンパスについてです。)

 

九大のメリット

校舎が綺麗

外観は新品感があります。(少し無機質な感じがするけどね)

きっと、伊都キャンパスの風景を別の大学の人に見せると羨ましがられるでしょう。

国民の税金を贅沢に使った校舎で学ぶことができるのはお得ですね!

たくさん利用して、消費税の元を取りましょう。

そして、トイレが綺麗なところも良いです。

女子にとっては嬉しい音姫があります。

水の美しい音色と共に自らの水分を出し切りましょう。

手洗い乾燥機がついているトイレも多いです。

手を服で拭かなくて済むので、清潔ですね。

 

中央図書館が美しい

一度は訪れるべき場所だと思います。

広めの吹き抜けがあり、開放的です。

また、席の数も多いので思い思いの場所で作業することができます。

(昼寝に最適なソファもあるので、そこでくつろぐのもあり。)

たまに、高校生が館内をうろついているのを見ると

九大のアピールポイントの一つなんだろうなと思います。

この図書館を使いたい!」という理由で、九大に入りたくなるのかもしれませんね。

 

優しい人が多い

九大生のほとんどは九州出身です。

そのため、神経質な人・こすっからい人は少ないです。

体感としては、コツコツ努力して着実にやる人が多いなという印象です。

また、九州の中では九大はトップの大学であるため

ドヤっている人(プライドが高い人)も多少います笑

ドヤっている人でも白い目で見られず、温かく受け入れてもらえるはずなので

自己肯定感が強くなるかもしれませんね。

(自信を持つことは良い結果を生むからね。)

 

九大のデメリット

田舎

九大伊都キャンパスは最寄り駅から徒歩50分です笑(当然バス)

驚異の遠さですね。

福岡の都市である博多や天神に出るのに交通機関を利用して1時間はかかります。

天神まで行くのに、往復1000円以上かかってしまいます。

そのため、街に出るのを躊躇ってしまうかもしれません。

また、大学の周りにはスーパーがないため大学近辺に住んでいる人は

バスや車で買い出しに行かなくてはなりません。

(自炊する人は最寄駅の近くに住む人が多いかも)

 

学食がまずい

Coopが運営している学食ですが、まずいです。

カロリー上等!」と喚く、揚げ物が大好きな男子大学生には嬉しいかもしれませんが、人によっては耐えられないでしょう。

とにかく脂っこい料理が多いです。

私は、何度もトライしましたが特にフライ系は悪い油(使い古したサラダ油)の味がしました。

健康志向の方はお弁当を持っていきましょう。

または、ごはんと味噌汁とサラダとサバを選んで生き延びましょう。

(なお、売店もリョーユーパンが置いてあるのであてにならない。)

 

牛糞の臭いがすることがある

九大生なら誰もが知っている伊都臭のことです。

近くに牛舎があるためそこに近づくと臭うことがあります。

牛舎の近くに住んでいる人が

洗濯物干したら伊都臭がした!」と言っていたのが、思い出されます笑

幸運なことに大学構内に臭いが漂うことはほぼありません!ご安心を〜

 

お知らせがアナログすぎる

 

例えば、食堂が空いている時間は張り紙(掲示)でお知らせされます。

つまり、一回は食堂に行って日程の写真を取らなければいけないのです。

(食堂に行くと、学生が食堂の営業日程を撮影しているのをよく目撃します。)

 

おそらく食堂は生協が運営しているため大学のシステムと連携できていないことが原因なのかもしれません。(大学のHPなどに掲載してほしいですね。)

 

また、国立大学は私立大学と比べてお金が少ないので事務があまり回っていないのかもしれません。以前と同じやり方でもやっていけるのであれば、効率が悪くても見直さなくてもいいということだと思います。教育機関は保守的なので、変化は遅くなりがちですね。民間企業を頼れば、格段に学生にとって心地の良いシステムが生まれそうですが別の問題が絡んでくるのでしょう。

  

話を戻しますが、食堂の時間に限らず講義の休講情報再試の連絡も紙の資料を掲示で張られます

 マメな先生は学生メールで知らせたり学校のHPで知らせたりしますが、これらは複雑であり見ない学生も多いのです。10年前に作ったWebサイトをそのまま使っている感が否めないです。

 

教務課などに行くとたくさんの事務員がいるようですが、HPを作る人は誰もいないのでしょうか。(事務員を削減して、プログラマーやWebプランナーを雇うべきなのでは)

 

私立の大学はお金があるのでこういう所はしっかりしているのでしょうか。

 高度な情報系の研究をしているはずなのに「灯台下暗し」で自分の大学のHPの運営でさえままならないのは不思議です。

  (以上、大学の愚痴でした笑)

 

 

以上、現役九大生が感じた九大のメリット・デメリットでした。

実際に通ってみないと気づけないことが多かったなと振り返るばかりです。

福岡県のことや九州のことや九大のこともたくさん知ることができたので、

私は九大に入ったことを後悔していません

 

受験生の皆さん、九大に入るか入らないかはあなた次第です!

 

九大に向いている人の特徴

 

私自身、4年間九大に通ってきて九大生らしさというものが見えてきたなと感じます。

次に、九大にぴったりの人の特徴を書いていこうと思います。

受験生は参考にするように

九大生は共感するように。

 

・九州で就職したい人

 

九州の就職は九大の天下と言っても過言ではありません。

企業であれば、九電・西鉄・地方銀行に強いです。

また、県庁や市役所などの公務員になる人も多くいます。

九州を離れたくない!」「福岡LOVE!」という学生は九大に行きましょう。

 

・留学生と関わりたい人

 

九大には留学生がたくさんいます。

そのため、留学生と関わりたいという意思があればいくらでも関わることができます。

留学生ホームステイ受け入れ・サポーター・チューター・ランゲージエクスチェンジ

などがあります。

また、ドミトリーや協奏館に住むことによって留学生との交流ができます。

外国人の友達が欲しい!」「前世、イタリア人!」という学生は九大に行きましょう。

 

・キラキラ大学生が苦手な人

 

安心してください。九大生のほとんどはキラキラJDではありません。

たまに、バスでキラキラ女子を見ますが大抵インカレサークルに入っている福女です。

(または、看護学科学生。または、2プロ学生。)

九大女子の総評としては、「愛嬌がある素朴な女の子」と言えます。

インキャ予備軍諸君も案ずることなかれ。

 

・図書館にこもりたい文学学生

 

我らが伊都キャンパスには、中央図書館という九大の宝があります。

吹き抜けがあり、居心地の良い変な形のソファがあり、勉強机がたくさんあります。

中央図書館は文系ゾーンに位置しているので、文系学生にとってとても便利だと思います。

綺麗な図書館で学生生活を終えたい方は必見です。

 

・都会に疲れた現代人学生

 

伊都キャンパスは畑さん森さん牛さんに囲まれたのどかな場所に位置しています。

 つまり大学までの道中、視界には自然が飛び込んでくるでしょう。

緑のない都会で荒んだ心を癒すのはやはり自然が一番ですね。

自然のパワーを借りて、瞑想したり心をリラックスさせ本来の力を取り戻しましょう。

 

 

以上、簡単に私が思う九大にオススメな人の特徴を書いてきました。

とは、言いつつ「住めば、都」ですね。

 

自分に合う合わないというのは実際に経験してみなければ、わかりません。

だから、このようなブログの意見に惑わされず突飛な選択をするのも悪くないように思います。

 

九大の知名度のなさを痛感した実体験

 

九州大学は九州での知名度はとても高いです。

 

例えば、新しいバイトに入ると大学名を聞かれますね。

「九大です。」と言うと、必ずと言っていいほど「頭いいね!」と言われます。

九大生の多くは九州出身者であるため、

「九大=名の知れた大学」という概念が九大生の心の奥にはあると思います。

 

一方私は、九州外の出身なので本州のリアルな九大のイメージを目の当たりにすることがあります。

 

ここからは私の体験談を綴ります。

高校3年の冬に九大に合格し、卒業式の翌日に美容院に行きました。

そこでの美容師さんとの会話が記憶に残っています。

 

「初めて、髪染めるんですか?」

「はい、高校卒業したんで」

「どこの大学に行かれるんですか?」

「九州大学です」

「私立ですよね!聞いたことあります」

「いや、実は国立なんですよ」

「九州大学って何県にあるんですか?」

「福岡県にあります」

「福岡大学もあるよね」

 

このような会話内容だったと思います。

まず、注目すべき点は

九州大学が私立だと思われていること

おそらく、美容師さんは高卒で専門学校に入っているのでしょう。

大学受験をしていない人だと思います。

つまり、受験をしてない人の多くは九大という名前さえも聞く機会がないのです。

そして、ほとんどの国立は「都道府県名+大学」というネーミングのものがほとんどです。

だから、日本大学や近畿大学私立であるのと同じように、

九州大学も私立と思われてしまうのは仕方ないと思います

 

二つ目は

福岡大学が九大の代わりに国立と思われていること

「都道府県名+大学=国立大学」理論に当てはめると、福岡大学は国立と勘違いする人が多いように思います。

大学受験を経験した人の中にも

旧帝大は、北海道大・東北大・東京大・名古屋大・大阪大・京都大・福岡大

と思っている人も稀有ですがいます。

九大生からしてみれば悲しい現実ですね。

あ、この「福岡大学=国立」という勘違いから、

福岡大学の学生は就活で学歴フィルターを通過できる場合があるように思われます。

企業の採用大学の欄に、名高い大学の中にポツンと福岡大があるケースを何度も見たことがあります。とっても良い名前の大学ですね!

 

三つ目は

九大は何県にあるのか分からないこと

高校の友人に会うとよく聞かれるのが「九大は何県にあるの?」というものです。

九大は以前ブログにも書いたように、福岡の辺鄙な場所にあります(佐賀に近い)

東北大学が宮城(仙台)にあるというイメージは持っているにも関わらず

九大の所在は分かっていないようです

 

九大は本州の人間から見るとと知名度はそこまでなく(Fラン私立よりはあるが、)

ブランド力が薄いため、その点においてはコスパが悪いかも知れませんね。

しかし、国立であり実験設備などが整っているので

理系の皆さんには九大をオススメします^^

 

 

では、また〜