こんにちは、まみずハルカです。
私事ながら、今回は電子レンジが故障した話を書きたいと思います。
私は、当時炊飯器を持っておらず電子レンジでご飯を炊くのが習慣でした。
その日は深夜3時くらいに目覚め、なぜかご飯を炊こうと思い立ちました。
(これが、元凶ですね。)
いつも通り、1.5合分の米と水を専用の容器に入れてレンジにかけました。
15分間700Wでかけました。そして私は眠りにつきました。起き上がったときにはご飯が炊き上がっているという計画です。
しかし、その2時間後に恐怖の起床をします。目覚ましは、「悪臭」。この臭いで目を覚ましました。
料理をした覚えはないため、最初は外から臭っているものだと思いました。
しかし、寝ぼけながらキッチンへ行くと電子レンジを見るとまだ動いているではないか!
見ると、15分にセットしたはずの回しがずっと15分のところで止まっていました。
もちろん、電子レンジは稼働し続けていました。それを見るなり急いで電子レンジを切りました。
この時には、すでにキッチンはもちろん他の部屋にも強烈な悪臭が立ち込めていました。これは単に料理の焦げの臭いではなく、プラスチックが燃えているような有害な臭いでした。
そして、全ての窓を開け、換気扇をまわしました。
しかし、束の間の換気で効くレベルの悪臭ではなかったです。
安全な空気を吸える場所が部屋のどこにもなかったため、私は急いで外に避難しました。1時間ほど、外で時間をつぶしました。
そして、家に戻りました。相変わらず、臭さは感じました。
おそるおそる悪臭の大元であろう電子レンジを開けてみました。
すると、ご飯を炊くための容器自体がどろどろに溶けていたのです!
まさに、恐怖映像でした。思わず、これを見た瞬間に電子レンジの蓋を閉めました。
結局、形のない容器は取り出すこともなくそのままにし、電子レンジは粗大ゴミに出すことにしました。
ふと自分の吸ってしまったガスが有毒なのではないかと不安にかられました。
そして、たくさんネットで調べました。まず、私がレンジに入れた容器についてです。
この容器の原料はポリプロピレンというプラスチックでした。
完全燃焼した場合、水と二酸化炭素になるため有害ではないと書いてありました。
しかし、あくまでも完全燃焼した場合のことなのです。
私が吸った悪臭は不完全燃焼時に生じる有毒ガスに間違いありません。
ただ私の場合は、少し吸ってしまった程度であるため健康被害は見られなかったです。
(良かったです。肺に何かしらの被害はあったかもしれませんが普通に生活できているので大丈夫ということにしておこう。)
また、キッチン中に黄味がかったススがついていました。
これは、ススの入ったガスが充満していたことを物語っています。
食器や調味料の蓋などにもついていたので片っ端から拭き取って行きました。
壁や天井にも付着しているので、完全に拭き取ることは難しいです。
5日ほど経った段階でも換気扇を回し続けている状態でした。
臭いはしばらくとれませんでした。まるで、喫煙者の部屋のようです。
電子レンジが故障して有毒ガスが発生するとは思ってもみませんでした。
日常の中に潜んでいる事故は見えづらい分、怖いなと感じました。
私の場合、レンジで温めてから2時間ほどで気づきましたがもう少し長かったらどうなっていたかわかりません。
ポリプロピレンは可燃性があり、融点が低いです。
つまり、電子レンジの熱により発火する危険性はあると考えられます。
私の電子レンジはマックス15分しか温められないものだったので、それ以上熱するととても高温になります。
買って1年半しか経っていないですが、故障してしまいました。残念ながら、
保証期間が1年間限りだったのでメーカーに出すことはできませんでした。
家電製品の故障は、火事や火傷の原因になったりするため恐ろしいです。
たくさん調べていましたが、いまだに原因がわかりません。
次回、電子レンジを買う際は安物はやめておこうと心に留めるばかりです。
家電の故障で思い出しましたが、私は髪を巻くコテも故障したことがあります。
アメリカに留学に行った際に、日本用のコテをそのまま使っていました。
数週間後、軽く爆発しました。(前髪が若干燃えて、チリチリになりました笑)
電圧は問題ないはずだったのですが、電圧の微妙な差による不具合だったのかなと思っています。この微妙な差が家電を凶器に変えるのかもしれませんね。
たくさんの電化製品に囲まれた生活ですが、利用者は仕組みを十分に理解していません。だから、危険な使い方をしていたとしても気づかないと思います。
例えば、電子レンジの上や脇に物を置かないことやこまめに内外を掃除することです。簡単に見えることや、どうでもよく見えることでもそこが命綱になることがあるのだなと思いました。
皆さんも気をつけくださいね。
では、また〜