こんにちは、まみずハルカです。
私はアマゾンビデオユーザー4年目で、たくさんの映画を見てきました。
カテゴリーで括ってオススメの映画を紹介していきます。
ネタバレはそこまで書いていないはずなので、ご安心を!
雰囲気映画部門
●かもめ食堂
私は、過去に10回は見たと思います。 (おそらく今後も見続けるでしょう)
フィンランドでの暮らしに憧れを抱くような作品です。
温かみのある人間模様と、フィンランドのストレスフリーな生活スタイルは
見ているだけでゆったりとした時間を感じることができます。
(残念ながらprimeビデオにはない...)
私は特に、食事シーンが好きです。
おにぎりを頬張るシーンや、シナモンロールを食べるシーンは良いです。
映画を観終わった後は、おにぎりとシナモンロールが作りたくなります。
余談ですが、この映画を見て片桐はいりが好きになりました。
似た作品として、「メガネ」「マザーウォーター」「めがね」があります。
どれもTHE雰囲気映画と言えると思います。おすすめです!
●セトウツミ
菅田将暉と池松壮亮のバージョンが圧倒的に良いと思います。
(高杉真宙のやつは個人的には、あんまりだった...)
二人ともナチュラルに演技していて安心して見ることができます。
ほとんどの場面が、主人公の二人が語り合うシーンで映画が成り立っているのですが
不思議と飽きることがありません。
むしろ、映画を見終わった時に「もっと二人の会話を聞いていたい」という思いになりました。
クスッと笑えるレベルのボケがしきりに出てくることが、飽きない原因かもしれません。
私はこの映画をアマゾンビデオで見たのですが、この映画を1800円 で見るかと言われれば見ないと思います。
だらだらと動画を見る要領で、家で見るのがいいかなと思います。
●片桐はいり4倍速
かもめ食堂に引き続き、片桐はいりが大好きなので入れておきます笑
4人の監督の短編映画が4つ入っている構成になっています。
監督の個性が映画に現れていて、面白かったです。
シュール好きの私は、松尾スズキ監督の映画が一番好みでした。
ふとした時に片桐はいりが両脇の人に支えられて移動して行くのを思い出します笑
●百円の恋
安藤サクラの名演技を見ることができます。
「怠惰な態度」がとてつもなく上手いです。
「素をさらけだしているのではないか」と思ってしまうほどです。
そして、主人公が怠惰な生活から抜け出していくことに、なぜか爽快感を覚えます。
最近の映画は綺麗な画が溢れていますが、
生活感のある映像は心に馴染むものがありますね。
●リップヴァンウィンクルの花嫁
最初は焦れったいなと思って見ていましたが、最後の展開が特によかったです。
主演ではないですが、Coccoという女優がとても良い雰囲気を出していました。
とにかくカッコ良いので見て欲しいです!
この映画は岩井俊二監督の映画ですが、
この映画のほかには、「四月物語」の雰囲気も好きですね。
●生きてるだけで、愛
趣里さんの全身全霊の演技が見どころ。
気を使わずに人に当たってもそれを受け取ってくれる存在がいるのは、羨ましいと思ってしまいました。
主人公はうつ病で見るからに不幸そうでしたが、ある種の憧れを抱いてしまった私は異常でしょうか笑
一度、見て衝撃を受けたのでそれから一週間くらい何度も何度も見てしまいました。
●勝手に震えてろ
これも10回くらい見ました。松岡茉優ちゃんの見た目の可愛らしさと芯をつく発言ギャップがとても魅力的に見えました。
斜に構えて得るのに、変なところは純粋なヒロインは憎めないですよね。
実際にいたら魅力に引きづり込まれそうです笑
●幸せのパン
雰囲気映画の王道だと思います。
特別面白い!と感情揺さぶられることはありませんが、なぜか見てしまうような映画かなと思います。この映画を観たくなったら、「いまの自分は疲れてるんだな」と自覚する良い指標になります。(?)
柄の悪そうな映画部門
●メリケンサック
宮崎あおい主演の映画です。
かなり前(5年くらい前)に観たのですが、いまだに印象が残ってます!
ぶっ飛んでるシーンが多く、私の琴線に触れました笑
「農薬飲ませろ」というワードや「アンドロメダ〜」の曲は
私の脳から一生消えることはないでしょう笑
柄は悪いですが、笑えるシーンも多くあるのでだれでも楽しめると思います。
●新宿スワン
沢尻エリカが出ているものが特に好きです!
私が歌舞伎町への好奇心が高かった時に観た映画です。
歌舞伎町で生活している人しか出てこないので、自分と違う世界を覗いている気分になれます。
そして、主人公の綾野剛の天真爛漫キャラが良かったです。
多少の暴力シーンもあります。
しかし、少し前の歌舞伎町のリアルさがあって私的には許容範囲だなと思いました。
●漫才ギャング
タイトルに"ギャング"が入っているので、載せておきます。
お笑い芸人(品川ヒロシ)が作った映画ということもあってネタがたくさん組み込まれていました。
終始、笑いながら観れるものです。
タイトル名は柄悪めですが、内容はそこまで柄悪くはありません笑
芸人さんがたくさん出てきます。
芸人が好きな私にとっては嬉しいです。
●まほろ駅前多田便利軒
三浦しをん原作の映画です。
私は「まほろ駅」愛があるので、他の人がどんな印象を持つのかわかりませんが
大好きな映画です。
"まほろ駅"の治安の悪さが独特です。
また、松田龍平と瑛太の適当感は映画をちょうどいい柄の悪さにしていると思います。
やっていることは、ハードなはずであるのにそこに全く違和感を覚えない不思議さがあります。
●さよなら歌舞伎町
これも歌舞伎町が舞台の話です。
(歌舞伎町系は柄悪くなりがち...)
主人公の2人のエピソードより助演の人たちのストーリーが好きなので選びました。
訳ありな人たちの人間模様が描かれていて好奇心そそられる映画です。
バトル系映画部門
バトル系映画の特徴としては
"中高生が友達と見に行く映画"
"少し猟奇的な内容が多い映画"と言えるでしょう。
リアル鬼ごっこなどは本当につまらないですが(個人の感想です)、
その他には、意外にも面白い映画があるので書いていきます。
●トモダチゲーム
タイトルは死ぬほどつまらなそうに感じますが、実際はそんなことなかったです笑
この映画は、吉沢亮の魅力が詰まった映画になっています。
吉沢亮は面食い女子に圧倒的な支持を得ていますね。
しかし、魅力は顔だけでないのだなとこの映画を見て思いました。
その優しさとその裏に隠れた冷淡さがしっかり表れていました。
いくつかトモダチゲームのシリーズは見ましたが、全て楽しむことができました。
●ライアーゲーム
これは不動の面白さがあります。
私は、小学生の頃からライアーゲームのドラマや映画を見てきましたが本当に大好きです。そして、何より松田翔太がとてもクールなのです。
松田翔太は他の映画にもたくさん出演していますが、この作品以上に適役なものは見たことがありません。
また、多部未華子出演の映画よりも戸田恵梨香のものが私は好みです。
主人公の女の子の純粋すぎるアホっぷりは少しイライラしますが、
それ以上の展開の面白さでカバーされています。
心理戦がとても作りこまれていて、集中して見てしまいます。
●人狼ゲーム
人狼ゲームは何作も出てる映画です。しかし、中には粗悪なのもありました。
その中で、圧倒的に面白かったのは
土屋太鳳主演の"人狼ゲームビーストサイド"です。
この映画で土屋太鳳の評価が爆上がりしました。
普段は、おっとりしている土屋太鳳ですがここでは荒々しい演技をしています。
一種の感動を覚える映画です。心に残ること間違いないでしょう。
●カイジ
これもとても有名な映画ですね。
死と金が交錯する緊迫感がこの映画の魅力です。
藤原竜也の圧倒的な演技力は、臨場感があって好きです。
カイジもいくつものシリーズがありますが、外れがなく面白かったです。
主人公カイジの頭があれば通常の社会で億万長者になれそうなものですが、
体に染み付いた人柄の良さがそれを邪魔させるのでしょうか。
ざっと、おすすめバトル系映画を挙げてみました。
反対に、面白くないと思ったものは"リアル鬼ごっこ"です。少しグロかったのが、"神さまの言うとおり"です。(私の好みではなかっただけ)
バトル系映画は血が噴き出すこと多いので、ご飯を食べながら見るのはやめたほうが良いですね。(急に血が出てくるのも珍しくない...)
R指定映画部門
R指定の映画は、ただエロに走り過ぎているものや
暴力シーンが多すぎるものがあり、当たり外れが大きい気がします。
そのため、途中で嫌気がさして見るのを止めてしまうことが多いです。
しかし、R指定の映画の中には女優さんや俳優さんが
魂を込めて演じてるものも多くあります。
私が思う見応えのあるオススメ映画を挙げていきます。
(ネタバレは極力しませんので、ご安心を。)
●ヘルタースケルター
沢尻エリカの気の強さと脆さが如実に映し出している映画です。
作り込まれた美しさの中に、本当の弱い姿が見え隠れしているような危うさがあります。
そして、主人公の心がボロボロになっていく心理表現が
蜷川監督の世界観にマッチしています。
この映画の「幻覚の表現の秀逸さ」は、どの映画にも負けないと思います。
私は何回もこの映画を視聴しました。
映像自体がアーティスティックになっているため、アート欲(美術館欲)が満足されます。
ただ、最後の記者会見のシーンは怖いのでいつも飛ばしてしまいます。
●愛の渦
これは、完全にR-18の映画ですね。題材が"乱交"だからです。
そして、門脇麦の魅力に気づける映画だと思います。
自分の知らない世界をまざまざと見せつけられている感覚で
背徳感を味わうことができるでしょう。
特に好奇心が強い方は、満足できると思います。
●さくらん
土屋アンナ主演の花魁の話です。
「土屋アンナのカリスマ性があれば、いかつくても花魁No.1になるよなー」
と私は思いました。
強い女性は魅力的ですよね。(男性人気はわからないが...)
この映画も蜷川実花監督作品で、ビビッドな色が特徴です 。
●蛇にピアス
私はこの映画を何回も見ました。
溢れ出るアングラな雰囲気が好きです。
舌ピアス・タトゥなどの反社会的なものへの憧れや好奇心が刺激されると思います。
以前、原作本を読みましたが圧倒的に映画の方が良いと感じました。
また、吉高由里子の「素のように見える演技」はとても魅力的です。
●私の奴隷になりなさい
これもR-18で、かなりハードな映画になっています。
壇蜜が持ち前のミステリアスさを発揮し
とてもリアリティのある映像に仕上がっています。
壇蜜は他にも「甘い鞭」という映画に出ており、体を張って演じています。
割と衝撃的な内容なので手放しにオススメ!とは言えませんので
自己責任で見てください笑
あと、板尾創路はいろんな映画で見ますがあの人はなんなんでしょうね笑
●娼年
ツッコミどころが多く、改善の余地があると思いましたが
ストーリー的には面白いかなと思ったので挙げときます。
これも個人的な意見なのですが
「松坂桃李ではない俳優の方が良かったのでは」と思いました。
●フィギュアなあなた
異様な雰囲気のある映画だなと思いました。
佐々木心音も柄本佑も
裏に隠された何かがあるような性質の持ち主なので
それが良い感じに混ざり合って雰囲気を醸していました。
しかし、この映画は流血シーンも多く苦手な人は苦手だと思います。
血なまぐさい系(ヤクザ系)映画が好きな方にオススメしておきます。
(佐々木心音は他にも「マリアの乳房」に出ていていましたね...)
以上、7つのR指定映画を挙げました。どれも「よく、映像化したなー」と思うものばかりです。初めてこれらのR指定映画を見たときの衝撃は凄まじいと思います。
トラウマになる映画と言っても過言ではないです。しかし、深い感動を味わえたり世界観が変わったりするのもまた事実だと思います。